コンセプト
じいちゃんとの出会いが活動の原点
山の上に暮らすじいちゃんは、何万個と並ぶ梅干しのヘタを一粒ずつ楊枝で取り除く、妥協を知らない梅農家。山から水を引き、食べる物は自分で育て、訪ねるといつもはにかんだ笑顔で迎えてくれます。深い緑の山とそれを貫くように流れる青い川。豊かな自然に抱かれ、この町の人と暮らすうちに、人として尊いものが里山にはあふれている、と気づかされました。と同時に消えつつあるんだとも。
今の日本は過疎過密状態で、神山町のような山間地では、人口流出により「里山」の存続が困難な場所も少なくありません。野生と人間の営みのバランスは崩れ、田畑の耕作、水源の確保等も、どんどん難しくなってきています。ひいては、日本の原風景が存続の危機にあるのです。

古くて新しいみんなの里山をつくろう
幸いなことに、神山町には全国に先駆けての高速通信環境が整備され、都市部からの移住者も増えてきています。それに伴い未来に希望をもつ住民も増えてきました。そんな土地柄を生かして、古くて新しいワクワクするような里山を創ろう。そう思い小さな一歩を踏み出しました。
私たち里山みらいの目指す「里山の未来」は、
じいちゃんたちが大切にしてきた自然と共に生きる知恵や謙虚な姿勢を受け継いでいること。
さらに多種多様な人の知恵・技術により、作物を育てる、木を伐るといった人間の根幹である営みに新たな価値が創造され、持続可能な「みんなの里山」になっていること。
そのために私たちは、様々な人をつなぎ、生まれたアイデアを形にしていきます。都市に住む人も、里に暮らす人も、ともに支えあうみんなの里山を一緒に創っていきたいと思っています。

私たちの歴史
沿革
2014年09月 | 町役場主催で里山みらい創造会議を発足 |
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2015年01月22日 | NPO法人里山みらい設立総会 |
2015年04月01日 | NPO法人里山みらい発足・活動開始 |
2019年03月14日 | 神山町×名西郡農業協同組合×里山みらいで農業者育成に関する協定書を締結 |
2019年04月01日 | 事業拡大に伴い事務所を鬼籠野字東分3-1に移転 農業研修生を育成 |
プロフィール
会社概要

名称 | 特定非営利活動法人 里山みらい |
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代表者 | 理事長 永野裕介 |
設立 | 2015年4月1日 |
所在地 | 〒771-3203 徳島県名西郡神山町鬼籠野字東分3-1 |
連絡先 | 088-676-0310(代表電話) |
会員数 | 40名 |
事業内容 | 事業1 里山と都会の新しいつながりを創る事業 |
財務諸表 | |
スタッフ | 理事長 永野裕介(元地域おこし協力隊) 副理事長 松本秀明(神山町役場 産業観光課) 理事 江﨑礼子(株式会社ソノリテ 代表取締役) 研修生 佐藤強志(マネージャー) |