天然染物てぬぐい(藍もしくはザクロ)

藍、柿渋、ザクロ、ヨモギ、茜など・・・、季節の植物で染め物を手がける瀧本昌平さん。徳島市内で生まれ育った瀧本さんにとって神山は、幼い頃におじいちゃんと川遊びを楽しんだ想い出の場所。「染め物をするなら神山で」とこの地を選んだそうです。

神山に来てまず始めたのは、藍の栽培。無農薬で藍の種をつなぎ、藍染めの染料になる「すくも」の原料を育て ています。古民家のエ房で、季節や天候によって変わる色との出会いを大切にしながら、染めと向き合う日々。少し大判サイズのてぬぐいは、藍は絞り染め、黄色いザク口は刷毛を使った引き染めで仕上げています。「ぜひ日常で使って欲しい。いつかこの染め物が生まれた神山を訪ねてもらえたら…。」と話す瀧本さん。未来の神山で、新しい出会いから染まる色も楽しみにしたい。

染昌(そめしょう)
瀧本昌平(たきもとしょうへい)さん

音楽関係の仕事を経て、京都の染工房で草木染めを学ぶ。平成23年、神山にて「天然染料 の染めもん屋・染昌」を立ち上げる。染め物を生業としながら、稲作や畑にも取り組んでいる。子どもの誕生を機に、草木染めのベビー服(べび昌)の販売も始めた。