国際ワークキャンプ2017~神山すだち編~実施しました。

9月4日(月)~15日(金)まで、国際ワークキャンプ~神山すだち編~を行いました。

神山すだちは、日本一の生産量を誇る一方で、他の農村地域で直面している問題と同じく、担い手の高齢化や跡継ぎ不足などで、すだちの収穫の人手が年々少なくなってきています。

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ひょんなことから、すだち農家の若手ホープ、佐々木宗徳さんと、里山みらいスタッフであり、世界を旅する食いしん坊であるもじゃがタッグを組んで今回の企画が立ち上がりました。世界各地でボランティア派遣を行っている国際NGOのNICEとコラボし、神山にすだち収穫の国際ワークキャンプをするというものです。なにもかもが初めてで、手探りの無茶振りのてんてこ舞いの中、「わざわざ日本に来てこんな山奥まで来てくれるんやろうか…しかもボランティアで。」という心配をよそに、5人の勇気ある若者が集結しました。

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ボランティアリーダー【ジョー】
大阪の大学生で、南三陸やインドでNICEを通じたボランティアに参加したことがある、みんなのまとめ役です。初の試みだったこともあり、運営側もバタバタな中、頑張ってついてきてくれました。宿泊先の高橋さんと、すっかり仲良しに。なんだかんだ言いながらも、神山での生活を楽しんでくれたようです。

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【アザリア】
ロシアで日本語を勉強している学生さん。「虫が嫌い」ということを到着直後に聞き、スタッフの中でも心配していたのですが、悪い予感は的中。
ムカデの出現により、戦意喪失。途中離脱してしまいましたが、神山の自然の景色はとても気に入っていたようです。家のお手伝いを良くしてくれました。

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【ムラト】
日本が大好き、トルコの学生さん。日本に来るのは2回目だとか。夏休みを利用して、訪れてくれました。積極的に仕事を率先してやってくれる働き者でした。阿波踊りも、一生懸命練習していました。チャーミングな笑顔が魅力的。

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【ルイス】
メキシコから来た旅人。アジアを放浪中に日本にも訪れました。一件クールに見えるけれど、実はとてもワイルド。雨乞いの滝に行きたい!!と、天気が悪い中皆を引き連れ、服を脱ぎ棄て滝に打たれていました。一日中収穫をしたあとなのに、元気だこと。

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【イェンちゃん】
みんなのアイドル的な存在。いつもにこにこ笑顔で癒してくれました。ジョーと同じ大学の留学生で、夏休み期間を利用して、日本の田舎での暮らしも体験してみたい、と参加してくれました。ベトナムのホーチミン出身です。ホストファミリーの高橋さんに、娘のように可愛がられていました。

 

食費や宿をこちらで提供する代わりに、彼らはボランティアとしてバリバリ働いてくれます。すだち農家さんは、この収穫の時期「もう何人でもいいけん人手がほしい」というような状態。いま、この一番いい状態のときに一気にすだちを収穫してしまわないといけない、短期集中、今が勝負時なんです。

ということで、農家さんから丁寧にすだち収穫の仕方を教えてもらった後は・・・

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ボランティアのみなさんは、

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すだちを収穫したり、

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すだちを収穫したり、

IMG_6154すだちを収穫したり、

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ひたすら収穫をし。

雨の日には、

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すだちを袋詰めなどを手伝ってくれました。

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すだち収穫以外にも、神山の阿波踊り連「桜花連」の練習に参加させてもらったり、

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夕飯でみんなでサンマにすだちを満喫したり、

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雨乞いの滝に行ったり、神山温泉でゆっくりしたり、神山の観光スポットも満喫できました。

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宿泊先は、西分でひとり暮らしをしている高橋さんが受け入れをしてくれ、高橋さんの家でお世話になりました。ごはんも、高橋さんと一緒に作って食べ、日が経つにつれ、家族のような関係になっていました。IMG_6193

ずっと一緒に収穫作業していたお父さんも、「はじめはどんなんなるかと思っとったけど、よう働いてくれた」とおっしゃっていました。

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お別れの時、高橋さんが、さみしそうにしている様子を見て、スタッフ一同もらい泣き寸前でした。

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目まぐるしく過ぎて行った12日間、初めての試みでしたが、すだちを通じて、国境を越えて色々な人と交流ができたこと、すだちの収穫の大変さや喜びを分かち合えたことは、今回の一番の収穫だったと思います。やってみないとわからなかったたくさんの事が学べた日々でした。

「やってみてよかった、ありがとう。」という農家さんからの言葉が何よりで、確かな自信を得ました。今後も、神山町の色々な場所で、こういった機会を作り、すだちの収穫作業の一時的な人手不足を解消するとともに、神山のすだちの新たな可能性を切り拓いて行きたいと思います。

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